楽しい鎌倉

たのかま

2015年3月23日

お茶をいっぷくいただきます[英勝寺]

地図

鎌倉 英勝寺 書院のお抹茶
▲この日、ウグイスの声も聞こえていました。

電車で東京方面から鎌倉に来ると、そろそろ鎌倉駅到着という頃、電車のスピードが落ち始めるぐらいのときに、右手の車窓に見える白い塀のお寺が英勝寺。ここは、鎌倉で唯一の尼寺、創建は江戸時代で、比較的新しいお寺なのですが、創建当時そのままの建築物がここまでしっかり残されているところは、鎌倉では他にありません。

 

※詳しくは過去の記事

⇒「乙女ゴコロが満たされる、いにしえの姫御殿」

⇒「江戸の粋を集めた “水戸様の尼寺”」

をご覧ください。

 

境内の奥、一段高くなっているところには竹林が広がっていて、その傍らに瀟洒な佇まいの書院があります。

毎月下旬、だいたい20日前後の週末にこの書院でお抹茶がいただけます。いつもは閉まっている書院の座敷に上がって、ゆったりとお茶を楽しむ事ができるんです お天気のいい日は、縁側も気持ちのいい特等席になります。


鎌倉 英勝寺 書院のお抹茶
▲お茶のお誘い、花を添えて。

鎌倉 英勝寺 書院のお抹茶
▲凛としたお手前。

鎌倉 英勝寺 書院のお抹茶
▲音も香りも楽しめます。

きちんとしたお手前で、点てるお茶です。

鎌倉には、お抹茶がいただける場所がいくつかありますが、釜を掛けて、お点前して出してくれるところはなかなかありません。

鎌倉 英勝寺の茶碗
▲英勝寺の名入りの茶器です。

もちろん、ここでお茶をいただくのに茶道の心得は必要ありません。たいていの人はここを訪れるのは、鎌倉散策の途中だから、ジーンズとかトレッキングっぽい格好かもしれません。それでも、ちょっと背筋を伸ばして楽しみたい一服です。

 

一服の後は、座敷の中から、少しゆがんだガラス窓ごしに竹林を眺めたり(窓ガラスは、手作りのガラス板で、今では入手不可能なものだそうです!)、縁側からの高台の景色を楽しみましょう。

ウグイスやメジロ、ジジュウカラなど、小鳥の声もたくさん聞こえてきます。

 

お抹茶を頂いた後は、感覚が研ぎ澄まされるようなすっきりとした気分になります。

鎌倉 英勝寺の書院
▲書院は昭和になってから小石川後楽園から移築された建物だとか。

鎌倉 英勝寺の書院
▲座敷の奥の部屋には床の間があります。

鎌倉 英勝寺の書院
▲少しゆがんだ手作りのガラス板が独特の趣。

鎌倉 英勝寺の竹林
▲書院脇の竹林。

 

英勝寺は横須賀線の線路から道路一本隔てたところ。

線路からけっこう近いところにあるのですが、書院に座っていると、電車の音が遠くから聞こえてくるような感じで、踏切のカンカン鳴る音もなぜか柔らかく心地よく耳に入ってきます。

 

英勝寺 呈茶について

英勝寺の書院で、毎月下旬の週末に行われます。一服500円、干菓子付き。

日程や時間などは、Twitterアカウント鎌倉 茶の湯の日日(@tyanoyukamakura)で、お知らせしています。お問い合わせなどは、DMでどうぞ!

 

鎌倉についての書籍、特にちょっと古いガイドブックを探していて、1960年代から出版されていた文庫シリーズ『カラーブックス』を知りました。英勝寺で、毎月お茶を点てている方は、「カラーブックス図書目録」というブログを運営している方なのです!

鎌倉のカラーブックス
▲カラーブックスシリーズ。残念なことに、現在は古書でしか入手できないシリーズです。

Twitterを通じて知り合う事ができたのですが、鎌倉の中でもお気に入りの場所、英勝寺でお茶を点てていると知って感激&びっくり!!

英勝寺の呈茶の日程はぜひ、Twitterアカウント鎌倉 茶の湯の日日(@tyanoyukamakura)でご確認くださいませ。5月は連休に合わせて行われるようですよ。 

4月下旬から5月にかけては、英勝寺の書院の縁側に、白藤がすばらしく咲きます! 昨年は、5月5日に白藤の満開の下でお茶をいただいたのでした! 今年も、花の時期と連休がうまく重なりますように!!

 

英勝寺は、春の梅、初夏の藤、秋の彼岸花で知られていますが、いつ行っても何かが咲いている花の寺です。この日は、梅はもう終わっていましたが、春らしい花々があちこちで咲いていました。

鎌倉 英勝寺のサンシュユ
▲サンシュユ

鎌倉 英勝寺のミツマタ
▲ミツマタ

鎌倉 英勝寺のエビネ
▲エビネ

鎌倉 英勝寺のスミレ
▲スミレ

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