楽しい鎌倉

たのかま

2015年11月14日

鎌倉の紅葉2015 まずは銀杏の黄金色から[安国論寺]

地図

鎌倉 安国論寺
▲門前の銀杏。曇った日でも輝いて見えます。

大町の安国論寺は、季節ごとに花の美しいところ。小さくて可愛らしい山門の奥に、樹々の豊かな谷戸の風情が満ちています。鎌倉駅から歩いて約20分ほどかかりますが、週末でも静かで、鎌倉らしい時間を過ごせるところです。

 

クルマの多い通りから安国論寺に向かう細い道に入ると、間もなく山門前の大きな銀杏が黄金色に色づいているのが見えました!

山門前には、銀杏と向かい合わせに淡いピンク色の花をつける山茶花の木もあって、訪れる人を迎えてくれます。

こじんまりとした雰囲気のお寺ですが、境内には大きな木がたくさんあって、山奥のお寺に来たような気分になります。境内では、楓の枝先がようやく色づいてきたところ。本堂裏手の墓所を囲む山の中にも、色づき始めた樹々が見えました。

 

やがて銀杏の葉が散り始める頃には、本堂前の楓が燃えるような赤に染まります。

銀杏から始まって、やがで楓やクヌギなど…安国論寺の紅葉の見頃は長いのです。

 

鎌倉 安国論寺の銀杏
▲こんもり形の良い木です。

鎌倉 安国論寺
▲樹木が茂る境内。楓はぽつぽつ染まり始め。

鎌倉 安国論寺の紅葉
▲本堂前の楓、まだまだ準備中。

鎌倉 安国論寺
▲境内の銀杏、まだ青葉の枝も。

 

本堂の左手にある山茶花は樹齢350年以上という古木。鎌倉市の天然記念物に指定されています。

鎌倉 安国論寺の山茶花
▲樹齢350年を越える山茶花。

鎌倉 安国論寺の山茶花
▲太い幹に可憐な花をつけます。

山茶花はもともとは亜熱帯の植物だったものが、江戸時代に園芸種として品種改良され日本全国に広がりました。庭木や生垣として数多くの山茶花が植えられたのですが、幕末から昭和にかけての戦火や災害によって、江戸時代の山茶花はほとんど絶えてしまったのだそうです。

 

安国論寺の山茶花は、江戸時代の姿を保った貴重な木です。

がっしりとした太い幹から枝を延ばして、白く淡い花をたくさんつけています。山茶花は次々とつぼみができて、順番に咲いていく見頃の長い花です。楓の紅葉が散って、境内が冬景色になる頃まで白い花を健気に咲かせ続けます。

 

鎌倉 安国論寺
▲樹々の枝が重なり連なる境内。紅葉の頃には、色の重なりが楽しめます。

鎌倉 安国論寺
▲富士見台に向う階段途中から、槙の葉ごしに見る本堂。

安国論寺の境内には、ずっしりとした槙の大木があります。いつでも濃い緑の葉が茂り、春には桜、秋には紅葉を引き立たせ、夏の盛りにも清々しく、冬景色の中にも生命力あふれる姿を見せています。

 

鎌倉 安国論寺

静かな古刹というイメージですが、境内は高低差もあって思いのほか広いんです。相模湾を一望できる富士見台(もちろん晴天なら富士山が見える!)や、境内を囲む山を巡る散策路(ほぼ山道!)など、時間をかけて見て回るといろんな魅力が見つかるところです。

山門入ってすぐのところに、お抹茶(500円)がいただける休憩所もありますよ!

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