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気分は夏の大冒険! その1[鎌倉大仏(高徳院)]

神社と寺|2013年8月6日

鎌倉を訪れる人のほとんどが浜に行ってしまうこの季節、いつもは混雑の人気スポットをゆっくり楽しむチャンスだったりしちゃうんですよー。

鎌倉大仏(高徳院)
手前にあるのは、かつて大仏殿が建っていた時の礎石です! たいてい人が腰かけているので、休憩用のベンチと思った人も多いのでは?

鎌倉大仏殿高徳院へ行ってみました。

週末ともなれば、道路も歩道も大渋滞の長谷エリアですが、8月なら日曜日でもすっきりした雰囲気。江ノ電・長谷駅からの道が、のんびりマイペースで歩けます。道路に観光バスもいませんでしたー。

高徳院の拝観券売り場は、行列ナシでスイスイです。境内は寂しくない程度に人がいていい感じ。大仏さまと一緒に記念写真を撮ったり、木陰のベンチで休憩したり、混雑していないとかなりゆったりとしたスペースで、広々してるんですね。
ぐるりと周囲を見回すと、高い建物がなくて一番高いのが大仏さまです。静かにドーンと座っている姿にいつもより迫力を感じちゃいます。

 

鎌倉大仏 胎内拝観の入口
胎内拝観の入口

大仏さまの左手側に、“胎内拝観入口” があります。外からお姿を拝見するだけでなく、中に入ることができるというワクワクでドキドキな体験です。なんと胎内拝観料は20円!!

中に入れるのは一度に35人まで。なので、行列になってることが多いです。特に遠足の小学生集団と一緒になっちゃったりするとなかなかサクッと入れません! 

入口は暗くて狭い階段で、ちょこっと冒険気分ですよ。

 

鎌倉大仏 胎内拝観
丸く開いているのは頭の部分。その奥のぶつぶつしているのは、螺髪(頭髪)の裏側。
鎌倉大仏 胎内拝観
横線は、下から積み上げるように何回にも分けて銅を鋳造していったときに出来たつなぎ目です。

大仏さまは銅でできているので、中は暑いですよ。そして狭いです…。
中に入ってしまうと、背中に開いた窓から光が入ってくるので意外に明るいです。鋳造したときのつなぎ目や裏側からみた型の様子がよくわかります。
歴史に名を残す大仏像で、中に入れるのはここだけですからね! 暑いですが、このプチ冒険みたいな胎内拝観は、夏の気分にあっていますよ。それになんか、中に入ったらスペシャルなパワーが感じられそうな雰囲気がありますよね。
→→この後、長谷寺に行きます! そこでも冒険気分のデートは続く……。

 

鎌倉大仏(高徳院)
美男と評判の大仏さまの頭の上に、ハト君がすましていました。

日本で一番大きいのは奈良の大仏さま。鎌倉大仏は2番目ですが、作られた頃と変わらない姿で残っていることが自慢なんです!

奈良の大仏は、ほとんどの部分が江戸時代の修復で鋳造し直されていて、オリジナルの造形は蓮華座の一部しかないのですから! 
大仏殿がないのが悔しいけどさ……。

鎌倉大仏

鎌倉市長谷 4-2-28
江ノ電 長谷駅より徒歩約8分

拝観時間
  8:00~17:30(4月~9月)
  8:00~17:00(10月~3月)
拝観料 200円
http://www.kotoku-in.jp/

最寄り駅からのアクセス(行き方)

現在地からのアクセス(行き方)※ルート探索にはGoogle Mapを使用しています。「現在地からのアクセス」は位置情報をGoogle Mapに送信する必要があります。

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