楽しい鎌倉

たのかま

2014年4月30日

緑美しい境内が特別公開されていました![寿福寺]

地図

寿福寺は鎌倉五山第三位。北条政子が建立した源家と関わりの深いお寺です。ふだんは境内非公開なのですが、連休期間中は中門が開いて中に入れると聞いて行ってみました。

鎌倉 寿福寺の仏殿
▲仏殿。寛文四年(1664年)に再建された建物です。

鎌倉 寿福寺の総門
▲総門。ここから参道に入ります。

鎌倉 寿福寺の参道
▲木々の緑美しい参道。

鎌倉 寿福寺の中門
▲中門。ふだんは入れません。

鎌倉 寿福寺のビャクシン
▲ビャクシン。鎌倉市の天然記念物です。

総門を入って、中門まで続く石畳の参道は、木立に囲まれた美しい空間です。鎌倉駅から歩いて10分足らずの場所、近くには横須賀線の線路が走り踏切の音も聞こえては来るのですが、その音が遠くに感じるような粛々とした空気があり、緑が清々しく芽吹いていました。
この参道の先にある中門より奥はふだんは入れないのですが、お正月や連休期間中など年に数回、一般公開されるのです。

中門を入ると正面に仏殿、向かう石畳の脇に、大きなビャクシンの木があります。幹に苔がつき、太い枝を大きく張り出した堂々とした姿です。

中門の内側には、この他にも3本のビャクシンの大木があって、それぞれに面白みのある枝ぶりを見せています。近くで見ると、古い木が持つ独特のエネルギーが感じられます。
仏殿の扉も開けられていて、ご本尊の釈迦如来坐像が拝観できました(仏殿内の写真撮影は禁止)

こじんまりとした仏殿の外観からすると、意外なほどの迫力を感じる御本尊。両脇には天井につかえるほどの大きな仁王像が立っていて、こちらを睨んでいました。

ふだんは中門より奥には入れませんが、中門ごしに仏殿や庭の様子を見ることはできます。
緑がより濃く鮮やかになるこれからの季節は、参道だけでも行ってみる価値ありと思います。

 

鎌倉 寿福寺
▲ツツジやシャクナゲが咲いていました。

お寺の裏手にある墓所には、大佛次郞、高浜虚子のお墓があり、奥のやぐらには源実朝、北条政子のお墓と伝えられる五輪塔があります。参道と墓所は、ふだんから訪ねることができます。
寿福寺が公開される日時は、実ははっきりと発表されることはなくて、この日(4月29日)も、もしかしたら開いてないかも…と思いつつ出かけてみました。
境内にいた人の中にも「何度も来ているけど、門が開いてるのは初めて!」「来てみたら入れてびっくり!」と話している人がいましたよ。
門前から参道、境内まで、きちんと掃き清められ、禅寺らしい凛とした雰囲気をもった場所です。ちょっと閉鎖的で神秘的な感じがこのお寺の魅力だと思います。

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