円覚寺●えんがくじ
瑞鹿山 円覚興聖禅寺。臨済宗円覚寺派大本山、鎌倉五山第二位。
弘安5年(1282年)、鎌倉幕府執権・北条時宗が元寇の際の戦死者を弔うために、中国僧の無学祖元を招いて創建。鎌倉時代には、幕府の祈願所として発展し、幕府滅亡後は、夢窓疎石が住職となり後醍醐天皇の後ろだてを得て繁栄した。現在でも禅僧が修行する道場があり、週末には一般の人も参加できる座禅会が開かれている。
境内の塔頭、正続院の中にある舎利殿と、仏殿の東方にある石段を上ったところにある鐘楼に架かる梵鐘はともに国宝。
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