一年を通じて花の絶えることのない長谷寺ですが、梅花
咲く頃の華やかさはひとしお
▲香り立つ梅の花。長谷寺境内、池のほとりは梅の香りに包まれます。海に近いことを感じさせる眩しい陽光に、花々が輝きます。
快晴の日の午前中、ちょっと早めに境内に入ってみたら、2、30分のうちにどんどん花が開いていくのが感じられました。池のほとりを歩いていると、一歩ごとに新鮮な梅の香りに包まれます。
▲枝に一輪咲きはじめ。
▲まだまだこれから咲く梅の木も。今年(2019年)は暖冬とのこと。梅は冬の寒さで休眠から目覚めて、春の陽射しで開花するそうです…今シーズンは寒くなるのが遅かったので、開花はゆっくりめ。毎年1月中に見頃を迎えてしまう冬至梅もまだ見頃でしたし、1つ2つ花の咲き始めたばかりの枝もあります。
▲枝の先までしっかりつぼみがついています。
▲一見、満開ですが、よく見るとまだまたつぼみが待機中ですよ!
▲赤い傘の下は、絶好の記念写真スポットです。長谷寺の梅、今年はいちだんと花数が多いです
枝先までほんとにたくさんのつぼみがついていて、これからまだまだ咲いていきますよ
3月の上旬ぐらいまで、梅の見頃が続いてくれそうです。
長谷寺の境内は、落ち着いた趣を持ちながらも、鎌倉らしい明るい光が満ちていました。陽射しを受けて咲く梅花は活力あふれ、香り清々しく
春に向かうエネルギーを感じました。
▲長谷寺、上境内の見晴台から望む由比ヶ浜。春の陽射しも鎌倉らしい力強さです。
鎌倉の花の季節が始まりました!
▲長谷寺の下境内、放生池の裏手では河津桜が咲き始めています!梅が見頃となって、長谷寺にも多くの人が訪れます。梅を楽しむなら、できるだけ午前中に行くのがおすすめです。早い時間のほうが梅の香りも良いですし、午前10時ぐらいからかなり人出が増えてきます。
大型観光バスがやってくると、一気に境内が混み合いますが、そんなときはベンチに座ってちょっと一休み。長谷寺の境内には、座って休めるところがあちこちあるんです。上境内の見晴台にもベンチがあるし、スナックが買える売店や飲み物が買える自販機があります。
一休みしているうちに、不思議なぐらいすーっと人出が引いて、ぽっかりと静寂のひとときが訪れることがよくあります