長谷寺のお堂裏手の山に入る散策路が、この季節 “あじさい路” になります。
▲あじさい路入り口あたりに、良く咲いた鉢植えが集められていて、気分を盛り上げます。
▲咲いている花もありますが、まだ色がのっていなくて葉っぱの中に埋もれてしまってます。長谷寺は、いつもお庭の手入れが行き届き、参拝者を楽しませてくれる演出があちこちに散りばめられています。紫陽花が咲く散策路、見晴らし台からの景色、池の周りに咲く夏の花々……みんな観音さまのご利益なのかなぁ…と思ったりします。
朝方まで雨が降っていた土曜日、開門時間の8時半ちょっと過ぎに行ってみました。すでに、かなりの人が訪れていましたよ
急な斜面には、みっちりと紫陽花が植えられています。早咲きのものから咲き始めていますが、花の色も緑がかったものが多くて、葉っぱの色に埋もれがち。花房のボリュームもまだ小さい……花色が濃くなって、花房がボリュームアップするのに、もうちょっと時間がかかりそう。
本格的な見頃を迎えるのは、もう1週間ぐらいたってからになると思います。
まだ…咲いてないなぁ…と思いながら登って行ったら、早咲きのヤマアジサイが出迎えてくれました。斜面を登って行くにつれて日当りが良くなり、咲いている紫陽花も増えていきます
みんな、雨の名残りの水滴をつけて生き生きとしていました!
▲リズミカルな咲き方のヤマアジサイ。
▲咲き始めの花に水滴がキラキラ。
▲ピンク系の花は、もうちょっと色が欲しいところ。
▲谷戸の景色を見下ろします。
▲色が変化していくのがわかります。
▲ぎっしりとつぼみが!紫陽花は、咲き始めてからだんだんと色づいて成熟していくまで、長く楽しめる花。
長谷寺の境内は、常に庭師さんやお寺のスタッフの方々が目を配っていて、花がらを摘んだり、水やりしたり、花々は手厚くお世話され、いつも美しい姿で参拝者を迎えてくれます。
できたら何度か訪れて、同じ場所の花の色の変化も楽しめたらいいなと思います。
▲山門近くの池には花筏が浮かんでいました。
▲登りきったあたりから海が望めます!
花の盛りの時期には、あじさい路に入るのに整理券が出るほど混み合います。
あじさい路をじっくり歩きたいなら、午前9時頃までに入山したいところ…。
▲陽射しに輝く新緑が美しい!
▲出口のところで、紫陽花の苗を販売してました。長谷寺で命名された品種『かまくら』です!
咲き始めの緑がかった花色の紫陽花もフレッシュで好き!
この日は、早朝まで雨だったのですが、どんどんお天気が回復して午前10時ごろには陽射しがかなり強くなってきました。花にも葉にも水滴がキラキラと輝いていましたよ!
今年は梅雨入り時期が平年並みとのことなので、そろそろですね。梅雨になってしっとりした陽気にならないと、やっぱり紫陽花はパワーがでてきません。紫陽花が咲き始めて、晴天の爽やかなお天気が、ちょっと恨めしい……カッパと長靴を用意して、梅雨を待っております。