明月院、境内の約2500株の紫陽花が満開、見頃を迎えています!
北鎌倉のあじさい寺として知られる明月院は、この時期、週末ともなれば門前に参拝待ちの列ができてしまうほどの人気スポット。混雑しますが、それも当然と思えるほどのみごとな紫陽花の咲きっぷりなんです。
先週の土曜日(6月14日)に行ってみたのですが、午前9時には自由に境内を歩き回ることができたものの、午前9時半ぐらいには参道がほぼ一方通行状態となり、午前10時ぐらいにはもう門前に拝観待ちの列ができてしまいました!
混みます…混むんですが、“明月院ブルー” と呼ばれる深い青に統一された境内の紫陽花は、圧倒的な美しさ! 混むことを覚悟で行けば、花には満足できると思います。できれば8時30分の拝観開始時間を狙って行きたいところです。
本堂の奥にある菖蒲田も、ほぼ満開でした。この週末ぐらいまでが見頃と思います。
葉が茂り、紫陽花がふさぐように咲く小道を歩いて来て、本堂の裏手に広がる菖蒲田のところに来ると、谷戸の奥にどーんと空間が開けていて気持ちがいい!
菖蒲田は、別に拝観料(500円)が必要なこともあってか、ちょっと人混みも緩和されてました。菖蒲の花が終わってなければ、せっかくなので奥まで入ってみることをお勧めしちゃいます。鎌倉らしい谷戸の風景が堪能できます。
北鎌倉駅の円覚寺側の出口を出ると、多くの…というかほとんどの人が明月院に向かうので、もう道案内がいらないほど!
明月院があまりにも混んでいたら、東慶寺や浄智寺を訪ねてみるのもいいですよ。東慶寺にも菖蒲田があるし、色とりどりの紫陽花が楽しめます。浄智寺は石段が印象的な静かなお寺で、特に梅雨空の日には古刹らしい落ち着いた雰囲気が素敵です。
足に自信があるなら、亀が谷切通しを抜けて鎌倉駅方面に向かうコースがお勧めです。切通しの途中に紫陽花が咲いてる場所もあり、花の寺として名高い海蔵寺や英勝寺のある扇が谷方面に出ることができます。