桜の開花宣言があって、鎌倉にも多くの人が訪れています。
2017年、鎌倉ではソメイヨシノの開花はかなり遅め。見頃は4月になりそうです。
ソメイヨシノの見頃に先駆けて、北鎌倉の東慶寺では緋桃と彼岸桜が満開を迎え、春爛漫!
この緋桃と彼岸桜は、山門を入ってすぐのところにあるので、境内に入ってきたほとんどの人が、満開の花に迎えられて歓声を上げていました。
境内奥に、ほんとうに10月の終わりぐらいからひっそり咲いてる十月桜。寒い時期にも、ぽつぽつと可憐な花を咲かせていたのですが、3月中頃から花数も増えて、ひときわ可愛く咲いていました。
桜や桃、木瓜といった木の花が主役。でも、視線を下に落としたら、咲き残った梅が散る中にスミレが可憐に咲いていました。良く見ると、境内あちこちに顔を出していますよ!
境内の花壇は草花の少ない時期ではありますが、手入れの行き届いたお庭で出番を待つ花々は、まさに春を呼んでいるようです。
本堂前の枝垂れ桜は咲き始め。
もう少しすると東慶寺を囲む谷戸の山に、ヤマザクラも咲き始めます。
3月の最後の週は、鎌倉も北鎌倉も多くの人が訪れました。東京都内の桜開花宣言があったので、お花見のつもりでお出かけの人が多かったようなのですが、ソメイヨシノはまだまだほんの咲き始め…ちょっと残念って思ったかもしれません。でも、東慶寺を訪れた人はラッキーでしたね! メジロもたくさん集まって来て、大騒ぎでしたよ!