鎌倉の桜がいよいよ満開を迎えてます!!
今年は鎌倉駅からいちばん近くて、鎌倉で最もメジャーなお花見ポイント・段葛が修復工事中なんです。この工事は来年(2016年)3月までの予定。来年の桜の季節には、新しく整えられられた段葛でお花見ができることを目指して作業が進められているそうですよ!
長谷や北鎌倉など、人気の観光スポットをはじめ、鎌倉には桜のきれいなところ、いろいろあります。段葛の桜がお預けなのをチャンスに、あちこち足を伸ばしてみてはどうでしょう?
光明寺
材木座の光明寺は、海辺のお寺。山門も本堂も大きくて堂々としています。鎌倉のお寺は周りを山や木々に囲まれているところがほとんどですが、ここは海に向かってスカッと広々〜。見上げる空が広いです。
ゆったりと明るい境内にある桜は、さんさんと注ぐ日差しの中で輝くようです!
本堂に上がって左手に進むと、渡り廊下から記主庭園(きしゅていえん)が望めます。池の奥に大聖閣(たいしょうかく)がそびえ、こちらは開放的な本堂前の景色とがらりと変わった雅な雰囲気。
この日、桜は八分咲きぐらいだったのですが、満開になって池に花びらの浮かぶ様子が見てみたいと思いました。
本堂の背後の山・天照山に登ると、境内を見下ろして由比ヶ浜の海、稲村ヶ崎を望むことができます。お天気が良ければ、富士山が見えることもあります。
長勝寺
長勝寺の境内には、大きく枝をはったソメイヨシノが見事に花を咲かせていました。ここは観光ルートからは外れていますが、桜の名所です。
ボリューム感たっぷりに咲くソメイヨシノに少し遅れて、枝垂れ桜も咲くので、見頃の長い場所なのです。
材木座、大町方面なら、この他にも安国論寺や妙本寺などで桜が楽しめます。このあたりのお寺は、いずれも混雑しにくい落ち着いた雰囲気。
長谷方面に比べると、カフェやレストランなどの数は少なく住宅街っぽい町並みですが、由緒深く歴史を刻む社寺が点在しています。
材木座は海に近い漁師町のような雰囲気。通りをウェットスーツのまま歩いているサーファーの人もよく見かけるし、サーフボードを積んだ自転車が行き来したりしています。
大町は日蓮上人が活躍した “説法道” と呼ばれる通りがあり、鎌倉時代に庶民の生活があったところです。最近、ポツポツとおしゃれな雑貨屋さんやカフェが出現しはじめて、これからお楽しみが増えていきそうなゾーンです。