鎌倉が最も盛り上がる紫陽花の季節! じわじわと梅雨前線が近づいて、わくわく感上昇
今年、鎌倉の強力な紫陽花ポイントである長谷の成就院が改修工事に入っています。紫陽花は剪定されたり、植え替えられたりしていて花をつけていません! ご注意!!
もちろん、参拝もできますし、参道から望む海岸の景色はそのまま。成就院には、縁結びの不動明王さまがいらっしゃいますが、いつもよりちょっとお手すきかもしれません。恋愛成就祈願のチャンスかもっ
6月に入って、紫陽花の季節がスタートしました。まずは、北鎌倉の様子を観に行ってみましたー。
明月院
紫陽花咲き始めています。
でも、まだまだ花色がのってきてない感じ。花房に近寄ってみると、つぼみの状態の花もあるし、開花しててもまだ花弁が白いです。これから数日かけて、花色がどんどん濃くなって、花房のボリュームもアップしていきます。
ここの紫陽花は、咲ききって成熟すると、“明月院ブルー” と呼ばれる、深い青色に染まります。明月院の紫陽花があの独特の青色をみせてくれるまで、もう少し…1週間ぐらいかかりそうです。
本堂の奥にひろがる菖蒲田は、見事に見頃となっていました。萌える新緑を背景に、艶やかな花が咲き誇っています。つぼみもたくさんあったので、紫陽花とあわせて見頃は続きそうです。
東慶寺
黒い木塀を背景にして、可憐なヤマアジサイが咲く東慶寺。夏の草花もたくさんです。
境内は梅の新緑が美しく、梅雨入り前の爽やかな風が吹いていて気持ちいい。紫陽花が魅力を発揮するのは、やはり梅雨に入ってからですね。花菖蒲も咲き始めて、見頃がそろいそうです。
境内の白蓮舎で、茶店が開かれています。花菖蒲が咲くのを前に、お抹茶が楽しめます。来週ぐらいになったら、菖蒲田の周りの紫陽花ももっと色濃く鮮やかになっていきますよ。
6月15日まで、本堂裏の岩肌に咲くイワガラミが特別公開されています。公開時間が決まっているので東慶寺ホームページで確認してお出かけするといいですよ。
じめじめの梅雨は大嫌いですが、紫陽花を観に行くなら、やっぱり快晴より雨降りのほうがうれしくなります。不快なだけと思っていた梅雨時を、なんだかココロウキウキにしてくれる紫陽花に感謝しなくちゃって思います。
紫陽花シーズンは、とにかく鎌倉中大賑わいで、午前10時半ぐらいには大型観光バスが続々と名所近くの駐車場に集結します。紫陽花見物は、とにかく早いスタートがキメテ! 8時30分の各所開門時間を狙っていくと、混雑し始めるころまでに花を堪能できちゃいます。