鎌倉の縁結び
葛原岡神社
春の桜の名所として知られていますが、梅雨時には紫陽花が山の上の広場にたくさん咲いて、とってもすてき
人出もそんなに多くなくて静かに梅雨の景色を楽しめるところです。
▲雨上がりの朝、しっとりとした空気の中に祝詞が響きます。
▲陽が差してきて、朝のお散歩を楽しむ方々がやってきます。
▲さまざまな種類の紫陽花が咲き競います。朝早く訪ねたら、清涼な空気の中、神職さんの祝詞が響いていました。
朝方まで雨が降っていたので、石畳も木々の梢もしっとり。小鳥のさえずり、時折、ちょっとけたたましいリスの鳴き声が響きます。人の気配はほとんど無し。この日は、明け方まで雨が降っていたので、うっすらと霞が残っていました。
▲色とりどりの紫陽花が咲きます。境内は手入れが行き届き、こんもりと元気にそだった紫陽花が花をつけていました。大木が周囲を囲み、ほどよく直射日光を遮って紫陽花にぴったりの環境になっています。
▲元気に育った大きな株、花も大きくこんもり。
▲木漏れ陽が紫陽花によく似合います。
▲雨上がりの生き生きとした花を楽しみました。
▲混み合うことは、まずありません。
▲源氏山から紫陽花越しに鎌倉の街を見下ろすことができます。
葛原岡神社の参道やその周囲には、一休みできるベンチやテーブルが設置されています。
▲「こもれび広場」。大きな木下なので、トンビに狙われる心配も(ほぼ)無し。「こもれび広場」と名付けられた気持ちの良い木陰のスペースもあって、ここではお弁当を広げてもOKなんですよ〜
お天気の良い日なら、ランチ用にテイクアウト物を持っていくと楽しいです。
お昼近くになると、遠足の小・中学生がお弁当を持ってやって来ます。北鎌倉方面からハイキングコースを歩いて来た人たちも姿を現して、ランチタイムはちょっぴりにぎやかな雰囲気になります。
▲大きな樹木と紫陽花に囲まれたおみくじや絵馬の授与所。鎌倉山の上、大きな樹木に囲われた葛原岡神社の境内は人影も少なく、
ここ数年の「紫陽花フィーバー」とも言われる6月の大混雑も、まだ届いてこないようです。
▲銭洗弁財天へと向かうとても急な坂道の上り口に葛原岡神社の案内看板があります。葛原岡神社に向かうと、銭洗弁財天はちょうど坂の中腹あたりです。
葛原岡神社周辺は、崇敬者会の方々や近隣にお住いの方々が草木の手入れをされているそうです。春の桜も見事に咲きますが、ここ数年、紫陽花もだんだんと数を増しさまざまな咲き方の花々が楽しめるようになってきました。
有名になると大混雑になっちゃいそうで心配……とも思いますが、「紫陽花の穴場教えて!」と言われたら、どうしても葛原岡神社をおすすめしちゃいます。
鎌倉駅から、途中、急な坂道を登って徒歩30分。北鎌倉駅からは、山越えのハイキングコースを経て徒歩40分ほど。気軽に行けないところが魅力のひとつでもあります。