源氏山の奥にある葛原岡神社、この季節、銀杏の紅葉が楽しめます。
鳥居のすぐ後ろに、2本仲良く並んだ銀杏があって、秋の陽射しに黄金色に輝いていました。
葛原岡神社は “鎌倉の縁結び” として人気ですが、銀杏が色づくこの時期は鳥居をはさんで寄り添うような2本の木が良く目立って、縁結びのパワーもアップしそうな雰囲気しますよね
葛原岡神社は、JRの鎌倉駅から行っても、北鎌倉駅から行っても徒歩30〜40分ほど。鎌倉駅西口からなら、銭洗弁財天を通るコースと、扇ヶ谷から化粧坂(けわいざか)を上がるコース。そして、北鎌倉からなら、浄智寺の脇の道から山道に入るコースがあって、ここはハイキングコースの交差点みたいな感じになってます。
神社の前は広場になっていて、お弁当が食べられるスペースになっています。鎌倉では、ほとんどの社寺の境内では飲食ができないので、このスペースはとっても貴重! レジャーシートを広げることもできますし、テーブルやイスもあるので、ここでお弁当を食べる人も多いです。ランチタイムはちょっと賑わいますが、混雑という感じはありません。
銀杏の木は、まだ少し青みが残っていましたが、ときおり黄色い葉っぱがはらはらと落ちてきて、ここでのお昼ご飯は、秋の気分いっぱいです。
※常設の飲食店やお弁当屋さん等はありません。お昼するならお弁当持参で!
源氏山公園の頼朝公の像がある広場に向かいました。
源氏山山頂付近もちょっとした広場があって、そこへ向かう途中には楓が赤く色づいているのが見つかります。杉やブナなどの大木の下で、木洩れ陽を受け色づいた梢が際立っていました。
化粧坂(けわいざか)は、落ち葉が敷き詰められたこの季節ならではの景色です。
でも、下の方は春夏の大雨の影響で崩れたところを修復中です。化粧坂の半分ぐらいから下の方は、かなり足場が悪いのでご注意ください。
頼朝公の像がある広場は、周囲に楓の木がたくさんあります。
色づいた葉が、だいぶ落ち始めていました。
鎌倉の紅葉は、場所によって見頃の時期が2週間ぐらい違います。
もう葉が落ち始めているところもあれば、まだ青葉を残しているところもあったりします。
そろって一気に色づかないけれど、長い期間楽しめるのがいいとこかな…と思います。
葛原岡神社と言えば、縁結び
ご祭神・日野俊基(ひのとしもと)卿にお参りした後は、縁結びの大黒さまにもお参りしなくちゃ!
社務所のところにある受領所で縁結びのお守りを授かると、いっしょに赤い糸のついた五円玉が頂けます。それを大黒さまの前に祀られている “縁結び石” のしめ縄にギュギュッと結びます。自分の手で、ご縁(五円)を結びつけちゃうってワケなんですね なんだかいい感じ
葛原岡神社は、北鎌倉から行くとちょっと本気のハイキングコースですが、JR鎌倉駅西口から、銭洗弁財天の前を通っていくルートだと、とっても急な坂道はあるものの、ずっと舗装路で行けますよ。