行楽シーズンまっ盛りの鎌倉。週末はかなりの人出がありました!
紅葉が見ごろを迎えています。大町の安国論寺では、本堂前の楓が鮮やかに色づいてます。
安国論寺には、立派な銀杏が何本かあるのですが、土曜日に雨が降ったせいか、黄色くなった葉はほとんど落ちてしまいました。でも、楓はいよいよ本格的な見ごろを迎えていて、前日の雨でしっとりとした雰囲気をたたえる境内で、日差しを受けひときわ輝いていました。
山門から境内の彩りが額縁に切り取られたように見えて美しい! 午前中早くに行ったときには、お寺全体に黄色い銀杏の葉が敷き詰められてました。
散った葉っぱがとてもきれいだったけど、係の方が早々に落ち葉を掃き集めていました。前日の雨で石畳の上の落ち葉はかなり滑りやすくなっていたので、仕方ないですね……。
本殿の向かいにある熊王尊殿の脇に、急な階段があって、ここを登ると富士見台があります。
この日は、西側の空に雲があって、富士山の姿は見えませんでしたが、高いところから見下ろす境内の様子や、向かい側の山に色づく紅葉を楽しみました。
北鎌倉や長谷の大人気スポットと比べると、人出も少なめでゆったり。
富士見台に登って、そこから境内をぐるりと囲む散策路を巡るのも楽しいですよー!
……散策路というより、ミニトレッキングコースみたいな野趣あふれる路です!
数年ぶりに、ちゃんと色づいた木々が楽しめる紅葉シーズンです! もう12月、季節は冬かもしれないけど、今年はもうちょっと欲張って紅葉を見て回ろうと思っています。
安国論寺の境内を囲む山の稜線を歩く路は、ちょっとしたハイキングぐらいの装備が必要です。落ち着いた境内から、階段を上がっただけ(…急できつい階段ですが…)で、森の中の小道が出現します。
木の根を足がかりに進んだり、片面が急な斜面になっているところがあったりします。おしゃれしてお出かけのときは、がんばっても富士見台で引き返しましょう!