鎌倉の萩寺として名高い宝戒寺。今年の萩も見事です
▲細い枝、小さな葉っぱと花。揺れる様子も秋らしく涼やか。くさかんむりに、秋と書いて、萩。秋を感じる植物数あれど、やっぱり萩は秋の花の一等賞
宝戒寺では、主に白萩が咲きますが、今年は本堂前のピンク色の萩もよく咲いています。門前の参道から、本堂前、鐘楼の裏手を巡る散策路まで、茂った萩の枝をかき分けるように歩きます。
▲白萩に混じって、ピンク色の花も咲いています。
▲ブンブンと羽音を響かせて、蜜を集めるマルハナバチ。
▲萩の枝をかき分けて本堂へと向かいます。9月後半になっても、晴天の日には真夏のような強い日差しが照りつける鎌倉ですが、少し日が陰るととたんに秋の風を感じます。
宝戒寺の境内は、植物のボリューム感がすっごいです。まさに緑が溢れるよう
生い茂る萩の枝をかき分けて本堂前の少し開けた場所に出ると、空気が冷んやりと感じられました。小さな花をつけた萩の枝は、微かな風にもゆらゆらと揺れます。秋風が目に見えるんです。
▲鐘楼の周りも萩が囲んでいます。
▲ハナトラノオの淡い紫。萩とよく似合っていました。
▲茂った萩の株が幾重にも重なっています。
▲参道は萩におおわれています。秋らしさを満喫できる宝戒寺。
多くの人が訪れますが、時折、混雑が途切れると萩の茂みの中から、虫の鳴く声が聞こえてきます。
▲境内の権現さまの鳥居も、萩の花に囲まれています。
▲萩の中のカマキリ。鎌倉では11月になってもカマキリに出会うことがあります。
朝晩はかなり過ごしやすくなってきましたが、昼間は歩き回るとまだまだ暑さを感じます。日陰を歩くと涼しいけれど、とにかく鎌倉は日差しが強烈です! 秋らしいファッションになっても、日焼け止めなどお忘れなく!
萩が咲き、和菓子屋さんにはおはぎが並び、洋菓子屋さんには栗を使ったケーキが登場。まだ半袖を着てるけど、秋を楽しみたいです!