美鈴の十一月のお菓子は「姫柿」。
名前どおりのかわいらしい柿の形、どっから見ても “秋” そのもの!
箱を開けたら中にぴしっと並んでいる様子に、ほのぼのしちゃいました。凝りに凝った造形というわけではなくて、いい感じに不揃いで、ちょっとごつごつした感じが、なんとも柿っぽい。
丸めた漉し餡の中に、求肥がころんと入っています。風味は小豆餡そのものなのですが、求肥のむにゅとした食感が楽しいです。
最初のうち、餡がしっとりしてるときは求肥と餡の柔らかさが同じぐらいな感触ですが、2、3日置くと餡が乾いてきて中の求肥もしまってきます。そうなると、餡がちょっぴりサクッとした感じになって、求肥はギュッと弾力が出てきます。
……実は、餡の表面がかなり乾いてきたぐらいが、美味しい! と思うんですよね。
小さいお菓子なので、上品に切り分けて食べるよりパクっといっちゃいましょう!
秋らしくなってきました…なんですが、からっと一日晴天の日が少ないんですよ!
そろそろ銀杏が色づいてきますが、大風の台風と大雨の台風で葉っぱがダメージ受けてるっぽいのが心配。朝晩かなり冷え込むようになったので、今年は紅葉うまくいってくれるかなーと期待してるんですけどね!