萩寺との別名を持つ宝戒寺。お盆にあわせるようにみごとに萩が咲きます!
昨年と比べると、参道の萩の繁りっぷりがボリュームダウンしてるので、実は少ーし不安になったのですが、境内に入ってほっと安心!
本堂の周りや墓所に向かう小道にしっかり白い花がちりばめられていました。まだすこし開いていない花もあって、枝が枝垂れ切ってない感じもします。
朝晩涼しい日が続いているので、ちょっと萩は早めに咲くのかな…と思っていたんですが、宝戒寺の萩の盛りは、やっぱりお彼岸の時期にぴったり重なりました。
宝戒寺の萩は、基本的に白萩なんですが、今年は本堂前にあるピンクの萩が良く育っていました。白い花だけも清楚でいいですが、ピンクが混じると可愛らしい雰囲気になります。
本堂の中に掲げられている天女の絵があるのですが、向かって左側が福徳の天女さま、右側が縁結びの天女さまなんだそうですよ!
ピンクの萩が良く咲いてる今年は、縁結びのパワーが増してそうな気がしちゃいます…
境内の中にある散策路は、白い萩が道をおおうように枝を伸ばしていて迷路みたいな雰囲気になっていました。
訪れる人が多くて、本堂前が混み合っているときでも、この小道はあんまり人が入ってきません。虫の鳴く声も良く聞こえて秋の気配が濃厚です。
白から濃いピンクへ時間とともに花色を変える酔芙蓉、木漏れ日の中では彼岸花がゴージャスな造形を見せていました。
萩をみたら気分は秋本番!
あちこち歩きまわりたくなる季節です。
秋らしい風が吹いて、散策にぴったりの季節になりました!
……なんですが、11月から段葛の大がかりな整備工事が始まるらしいですよ! 崩れやすくなっている石積みの補強や、老化した桜の植え替えなどが行われるそうです。
工事が始まると段葛全体が壁で覆われて、通行・横断ができなくなります。工事は平成28年3月いっぱいまでの予定だそうです。※2016年3月に段葛の修復工事は完了しました!(2016年4月追記)