鎌倉マダム御用達の洋菓子店といわれる、鎌倉レザンジュ。
そして、チョコレートケーキの王様と言われるザッハトルテ!
レザンジュのザッハトルテは、まさしくチョコレートケーキの王様の風格をそなえています!
お値段もなかなか張りますが、この季節限定でもあるし1度は注文しないと気がすまない……バレンタインの時期ではあるけれど、これは自分用に!
最初に食べた時、「ん? これってチョコレートケーキじゃ…ない!」と思ったんです!
チョコレートというよりカカオのコクがどっしり、洋酒の香りがしっかり、杏ジャムがさわやか…この3つがいっぺんにまとまってくるので、正直、はじめてのとき何の味なのか分からなかったです。インパクトのある味です。
レザンジュはショコラティエとしても名高く、シャンパン・トリュフやプラリネは、大人心を満たす贅沢なツワモノ。まさに憧れのチョコレートなのですが、その中でもスペシャルなのがマンディアンなのではないでしょうか?
輪切りにしたオレンジを砂糖で煮詰めて、ダークチョコレートをかけたもの…ということなんですが、どうやったらオレンジがそんな単純な方法でこんなすごいお菓子になるのか見当がつきません!
ザッハトルテは杏、マンディアンはオレンジ。
旬のフルーツを活かしたケーキが得意なレ・ザンジュは、チョコレートとフルーツの合わせ技がすごい!
レザンジュの店舗には、ティーサロンがあって、そこでザッハトルテを注文すると生クリームを添えてサーブされます。生クリームと合わせると、味がまろやかになるのです。まろやかなのですが、クリームなしの方がガツンとしたインパクトがあって好き! でも、せっかくの生クリームを残すことはできないので、買ってきてお家で食べます。
マンディアンは、お砂糖で煮たオレンジがねっとりと美味いです。チョコがかかっているところと、オレンジそのままのところと、全然違った味と食感。満足度が高いです。