御成通り商店街のちょうど真ん中ぐらいにある交差点の一角、小さな三角形のスペースのお店がジャム屋さんになっていました。4月16日に開店したばかりだそうです。
「新倉さんちの手づくりジャム」は、三浦半島の秋谷にあるジャム屋さん。国産素材、手作り、保存料・ペクチン不使用を守って、店名のイメージどうりの実直なジャム作りを続けています。デパートの催事や物産展などでも人気なので、新たな鎌倉のお土産として注目されることまちがいなし!
日差しが明るいシンプルでかわいらしい店内、真っ白な棚に自然な淡い色合いのジャムがずらーりと並んで、とにかく目移りしっぱなしですー
▲プチサイズはお土産にぴったり。
▲棚にずらりとジャムが並びます。夏みかん、デコポン、伊予かんなど、柑橘系のマーマレードの種類が豊富。
レモンのマーマレードも黄色いレモンと青いレモンのがあったり、レモンと言えばって感じでレモンカードもあったり、レモンカードだけじゃなくて、ストロベリーカードがあったり……どれも食べてみたくて、どうしていいかわからない…しかも! しかも、ブロッコリーやにんじんなど野菜のジャムもたくさんある!
▲お店の人が、冷蔵庫から試食用のビンを出してくれます。「ブロッコリーのジャムって??」
と思わず声に出してしまったら、お店の人が、
「試食できますよー。どうぞ!」
と言ってくれました!
試食してみると…おお、ブロッコリーのジャム、ちゃんと甘いジャムになっている…でもきちんとブロッコリーの味がする! 青臭さとかはなくて、ブロッコリーのいいところとお砂糖を合わせて煮詰めました…という感じでしょうか。
不思議おいしいー
お店では、店頭にあるほとんど全てのジャムを試食させてくれます。
お言葉に甘えて、あれこれ、いっぱい試してみました。
柑橘類のマーマレードは、素材ごとの個性の違いがわかります。黄色いレモンと青いレモンの違いもはっきりしっかり。野菜もちゃんと甘いジャムの味なのに、野菜独特の味や食感が活きています。
▲青いレモンマーマレード(702円)、三浦大根ジャム(594円)、いちじくジャム(756円)。いずれも150g入り、お値段も良心的と思います。試食して、迷いに迷ったあげく、すっきり新鮮な味わいの青いレモンマーマレド。ブロッコリーとどっちにするか悩んだ末、より強烈な個性が輝く三浦大根をチョイス。
加えて、あえて試食しないでいちじくジャムも買いました!
国内産の素材、できたら神奈川県内、もっとできたら三浦半島産といった感じで、良い素材を探して丁寧に作ったジャムです。お砂糖は北海道産ビートグラニュー糖を使っているそうです。
ブロッコリーと三浦大根は、ほんとに迷いました。両方とも、ハード系のパンと相性良さそう。そして、肉料理とか塩気のきいたハムやサラミとよくあうと思います。
▲家で実食! 三浦大根ジャムをソフトサラミとあわせてみました。美味かったです、まじで!野菜のジャムって、ヘルシーさが勝ってるってイメージだったんですが、「新倉さんちの手づくりジャム」のものは、甘さがちゃんとあって素材の味もパワフルに効いてます!
次はどのジャムにしようかな〜。