楽しい鎌倉

たのかま

アンダーグラウンド カフェ

ザブっと開運! 銭洗弁財天!! [銭洗弁財天 宇賀福神社]

神社と寺|2013年3月20日

霊泉でザブザブお金を洗って金運アップ! アクティブさが楽しいです!

銭洗弁財天宇賀福神社(ぜにあらいべんざいてん うがふくじんじゃ)は閑静な住宅街の奥にあります。

鎌倉 銭洗弁財天
巖窟の中に湧く霊泉・銭洗水は鎌倉五水の一つ。
鎌倉 銭洗弁財天への坂道
谷戸の奥の急な坂道。ときどきクルマも通ります。

JR鎌倉駅西口を出て、駅前の道をまっすぐに進み、市役所の前を通って、トンネルをくぐり、佐助一丁目の交差点を右に入って、さらに住宅街の中の路ををひたすら進みます。すると…谷戸の奥に急な坂道が出現します。

宇賀福神社はこの坂の上、勾配がきついです!

駅近くで人力車に乗っても、この坂の下で降りて参拝は自分の足で歩くことになるみたいです(坂の下で、お客さんが戻ってくるのを待ってるらしい人力車を見かけたので…)。
自転車は降りて押して行った方がいいでしょう…というか、みなさん降りてます。ヒールの高い靴を履いてるとキツいですよ、ご注意!

登っていくと、坂の中ほどに鳥居が出現します。

崖の前に鳥居、鳥居の中にぽかっと洞窟が開いてます。この洞窟を抜けると境内です。

鎌倉 銭洗弁財天
鳥居の中の洞窟に進みます。

江戸時代に編纂された『新編鎌倉志』には、
錢洗水 隠里の巖窟の中にあり。福神錢を洗ふと云ふ。鎌倉五水の一つ也。
とあります。境内は隠里というイメージがぴったりです。

鎌倉 銭洗弁財天
周囲を崖に囲まれ、線香の煙が漂っています。

天気の良い日だと、日陰がちな坂を上って、薄暗い洞窟をくぐって境内に入ると、陽射しの明るさにほっとします。
授与所で参拝セット(ろうそく+線香、ザルで100円)をGETしたら、奥宮へ!
お金を洗う前に、ろうそくとお線香をあげてお参りします。それから、お財布の中の全財産を、ザルの中に入れます。
いよいよ……、

鎌倉 銭洗弁財天でお金を洗う

ザブーッと霊泉をたっぷり注いで、景気良く洗いましょう!
預金通帳や宝くじを洗っている人もいます。男子も女子も、小学生もお年寄りも、地元の人も、海外から来た人も、なんだかみんな、楽しげにじゃぶじゃぶ洗っちゃってます! 
洗ってるうちに、なんだかますます楽しくなってくる……ん? 
これがパワーなのかも?? 気分がアガるっ!!

 

聞いた話ですが、この銭洗水のご利益は「悪銭を良い銭に改める」ってことなんだそうですよ。一攫千金じゃなくて、お金がちゃんと活かせるようになるってこと。だから、洗ったお金は、使った方がいいのだそうです。

銭洗弁財天ならではの、金運アップグッズもあります! お財布や通帳入れ、印鑑袋などですが、どれもストレートど真ん中って感じのデザインで、イカしてますね!

鎌倉 銭洗弁財天の金運アップグッズ
使用中の銭洗弁財天モノを集めてみたら…けっこうあった。

坂を上って、洞窟を抜けて、隠里の岩窟に入り、霊泉でお金を洗う…日常とは違った体験で、わくわく気分です。お願いするだけじゃなくて、自分でお金に水をかけて、濡れたお金を乾かして、行動アリなところが楽しい!

 

銭洗弁財天宇賀福神社の境内には、本宮と銭洗水の湧く奥宮のほかに、上之水神社、下之水神社、七福神社があります。下之水神社には湧水の落ちる滝や鯉の泳ぐ池があって、こじんまりと清々しく整えられています。

鎌倉 銭洗弁財天
下之水神社。池にかかる橋を渡って参拝します。左側の崖から、一条の滝が落ちています。

当然のことですが、洗ったお金はずぶ濡れになりますから、なにか拭くものを持っていた方がいいです。
お金をビニール袋に入れて洗っているのを見かけたこともありますが、やっぱり直接、水に触れないとパワー不足な感じがしちゃいます。
あぁ…でも預金通帳は、水に浸したら使えなくなっちゃうかもしれないからビニール袋に入れないとダメだな。

銭洗弁財天

鎌倉市佐助 2-25-16
JR鎌倉駅より徒歩約20分

拝観時間 8:00~17:00(巳の日は6:00~)

最寄り駅からのアクセス(行き方)

現在地からのアクセス(行き方)※ルート探索にはGoogle Mapを使用しています。「現在地からのアクセス」は位置情報をGoogle Mapに送信する必要があります。

今、訪ねたい鎌倉をみる

銭洗弁財天の記事