1月の始め頃から咲き始めていた梅の花
立春を過ぎてから寒さ
が戻ってきて、開花スピード少しゆっくりになってきました。寒さのおかげで、花の見頃は長く続きそうです。
▲境内には陽射しが降り注ぎ、春そのものの景色です。長谷寺の梅
見頃を迎えています。
入山口を入ると、池のまわりに咲く紅白の梅が迎えてくれます。明るい光の中で、白い梅と薄紅の梅が重なり合って、これぞ春爛漫
といった景色です。甘い香りも漂ってきてうっとり
長谷寺では、1月の始めに梅が咲き始めましたが、見頃を迎えた木の枝にもまだつぼみが残っています。咲き始めたばかりの木もあって、境内はこれから3月の上旬まで、梅の見頃が続きます。
▲つぼみもたくさん。梅は見頃が長いです。
▲花だけでなく枝の形も趣深い。
▲枝垂れ梅の枝にメジロ……わかります?
▲梅の花見は、香りも楽しみ。陽射しが溢れる境内、小鳥たちのさえずりも賑やかです
梅の木をよく見ると、枝から枝へ元気いっぱいに飛び回るメジロたち! 1羽や2羽ではありません。7、8羽のメジロが団体さんで、ちろちろと枝々を行き来して花の蜜を吸っています。
3月になれば、ウグイスの声も聴こえてくるようになります。
▲梅の下には木瓜や福寿草も咲いて、絶好の記念写真ポイントです。池のほとりの景色の良いところに、赤い傘が設えられています。傘の下に立つと背景は梅の木々。記念写真を撮るのにぴったりのポイントになっています
▲上に枝を伸ばして花をつける梅。美しさの中に力強さも感じます。
長谷寺の境内は、観音堂がある上境内と、妙智池と放生池の2つの池が配された下境内に分かれています。趣の異なる2つの境内を歩き回るのが、長谷寺の楽しみどころ
▲階段から見渡す下境内。池を花が囲んでいます。梅の木がたくさんあるのは下境内の池のほとりですが、上下の境内をつなぐ階段の中程から見下ろすと、「鎌倉の西方極楽浄土」とも呼ばれるお庭の様子が一望できます。
上境内なら観音堂の前あたり、下境内なら妙智池のほとりに河津桜も咲いていました。
この桜の花にも、メジロがたくさん集まって、忙し気に蜜を吸っていますよ
▲妙智池近くに咲く河津桜、満開です。
▲青空と山門と、勢いのある白梅。
せわしなく飛びまわるメジロたちを眺めていたら、不思議とゆったりした気分になってきました。
▲高い木の頂きに降り立った、アオサギ先生。
長谷寺の開門は午前8時。まだ参拝の人も少なく、境内には梅の香りがいっぱいでした
一番乗りのつもりで出かけたのですが、すでにアオサギ先生が樹上にお出ましになっていました!
アオサギ先生は高いところから境内を見下ろし、いったん飛び立って、しばらくしたらまた同じところに戻って来てました。もしかしたら、由比ヶ浜でお魚を採って朝ご飯した後の休憩場所がココなのかも? 大きなアオサギ先生が休憩してる木の下で、ちぃちぃ鳴きながらメジロ一家が飛び回ってました。
アオサギは海辺や川、いろんなところで出会うのですが、いつも1羽ですっくと立っていて、毅然として落ち着いた雰囲気……なので、アオサギ先生と呼んでます。
▲梅を見下ろす木の上で、休憩中のアオサギ先生です。