雪が残り、足下の悪い鎌倉ですが、16日(日)は眩しいほどの晴天でした!
鎌倉の梅の名所の中でも、比較的早咲きの荏柄天神に行ってみました。
境内にはかなり雪が残っていました。寒波にもめげず、梅は着々とほころんでいました。
本殿横の紅梅が一番よく咲いているみたいでしたが、だいたい三分咲きといった感じ。この日は、地面に残る雪が光を反射して、咲き始めた梅の花がいっそう色鮮やかに見えました。
荏柄天神社は、南向きに開いた谷戸の高台にあるので、お天気の良い日はさんさんと日差しが注ぎます。拝殿の鮮やかな朱色の彩りも加わり、境内は明るくて元気な雰囲気があります。
日当たりがよいので、日向ぼっこをしている人もよくいます。
大雪の後とはいえ、晴天の週末、次々と参拝の人が訪れていました。
3月の上旬ぐらいまでは受験シーズンが続くので、天神様への最後のご祈願にお参りする人が多くなります。中学生の団体さんもやってきて、真剣に柏手を打っていました。
寒波と大雪に負けず、梅の花もちゃんと咲き始めたので、きっと天神様も気分よくお願い事を聞き入れて下さるにちがいありません!
皆さん、境内にある100本の梅の木のように、次々と花が咲きますように!
荏柄天神社の梅は、太陽の光をしっかり受けて元気いっぱい! うららかな春の日差しというより、かなり強烈な湘南の陽射し。残雪が陽射しを照り返して、境内がキラキラしていました。ふつう鎌倉に雪が降るのは年に1、2度ぐらいで、降っても翌日には溶けてなくなっているんです。なのでこの “晴天+残雪” の景色は、ほんとーに珍しい!!!
梅の花のシーズンはちょうど受験シーズンに重なるので、「ちょいと梅見にいってみよー」みたいな気分で行くと、真剣な合格祈願の学生さんに申し訳ないような気がしちゃいます。天神様も大忙しと思われるので、しっかり花は見せていただいて、参拝はご挨拶にとどめておきます。