新しい水着でキメて夏をガツンとエンジョイしたいなら、由比ヶ浜がいいでしょう。
でも…もし、のんびりだらっとした夏の日を楽しみたいなら、材木座海岸がおすすめですよ〜
材木座海岸は、地元のウインドサーファーやパドルボーダーが集まる浜です。朝早くからボードと一緒に海に出ている人がたくさんいて、海水浴場の遊泳時間が始まる午前9時になると海から上がっていきます。
陽が高くなって浜辺が賑わってきても、混雑することはまずありません。かなりスペースの余裕がある感じで砂浜を陣取れるので、レジャーシートもゆったり広げられますよー。
ビーチパラソルの下でおしゃべりしたり、日除けテントの中で読書したり……それから時々、海に入ってみたり、みなさん、思い思いに夏の日を楽しんでいます。
今年から海水浴場への音響機器の持ち込み禁止や飲酒禁止など、いろいろと条例が厳しくなりましたが、そんなルールがなくっても材木座海岸はずっと静かで、穏やかな海水浴場でした。ちょっと田舎っぽい雰囲気ですが、海の家も充実していて快適な浜辺です。
午後5時の遊泳時間を過ぎると、気合いの入ったサーファーやボーダーがやってきて沖へと繰り出して行きます。ワンコと一緒にお散歩する人もやってきて、どんどんローカル色が濃くなって行きます。そんな景色にとけ込んじゃうのもいいし、海の家のテラスに座って(海の家ならビールなどアルコールも飲めます)、刻一刻と変わっていく夕暮の色彩を眺めるのもすてきだなー。
●材木座海水浴場
8月31日(日) まで。
開設時間:午前9時から午後5時
http://zaimokuza.net/
由比ヶ浜から滑川にかかる橋を渡ると材木座海岸なのですが、途中に遊泳禁止区域を挟んでいるせいか、人の流れが押し寄せて来ないみたいです。
材木座海岸では、本気でマリンスポーツに取り組む人が多いので、早朝や夕方はストイックな雰囲気があります。近くにサーフィンやボードのスクールやクラブハウスなどが点在しているので、海に親しんで暮らしてる人が多いんですね。なので、海水浴シーズンになっても、ただ騒々しく浮かれるんじゃなく、ちゃんと海が楽しめるような雰囲気が作られてるんだと思います。
稲村ヶ崎ごしの夕日がとてもきれいです。夕暮の景色は、由比ヶ浜より材木座海岸のほうがダイナミックな感じがします。