※長谷の灯かり 2020年は開催の予定が発表されていません。
長谷の灯かり 2016
その1(鎌倉大仏・長谷寺・光則寺)
▼その2(御霊神社)
その3(鎌倉文学館・甘縄神明宮・収玄寺・極楽寺)
長谷・極楽寺に散らばる8カ所が夜間一斉にライトアップされる「長谷の灯かり」。
まだまだ暑さは残っていますが、虫の声や海からの夜風に、夏の終わりを感じながら夜の道を歩きます。
権五郎神社(御霊神社)
坂ノ下の権五郎神社(御霊神社)は、まさに異界
大きなタブノキ、幹や大きく張り出した枝が淡い光に浮かんで、境内をおおっています。
昼間はこじんまりと可愛く見える鳥居も、闇に浮かんで妖しい姿。その鳥居のすれすれを、江ノ電が通って行くのですが、なんだか違う世界に行っちゃいそうな…あやうい雰囲気が漂っています。
「長谷の灯かり」のライトアップは、午後6時30分から始まりますが、権五郎神社に行くのはすっかり日が落ちて、真っ暗になってからがいいと思います。
権五郎神社の本殿の裏手は、杉の大木が並び、そこから小高い山の森。夜の闇が訪れると、真っ暗になります。本殿がライトアップされ闇の中に浮かび上がると森の樹々の影が強調されて、祭神・鎌倉権五郎景正公のパワーを感じるような迫力があります。
本殿の右手前の夫婦銀杏も、仲良くライトアップされていました。
眺めていると、だんだんと光の色が変化していきます。二つの木が同じ色の光で包まれたり、影の中に沈んだり、それぞれが違う色になったり…。妖しげな感じもするけど、ちょっぴりロマンチック
夫婦銀杏の前で写真を撮りあってるカップルもいましたよー。
そのカップルが、踏切の遮断機の音が聞こえると「電車が来るよー」と、鳥居の方に走って行く様子も微笑ましかったです。
境内にはかなり訪れている人がいて、寂しい雰囲気はありません。でも、江ノ電の踏切の遮断機がカンカン鳴り出すと、みなさん、鳥居のほうに行ってしまうんです。そうすると、本殿前の空間が一時ガラーンとして、取り残されたような…ちょっと怖いような気分になったり…して、それも楽しかったりしちゃいます。
8月26、27、28日の3日間は、境内で鎌倉囃子の演奏も行われます。
闇と光と、お囃子と江ノ電の走る音、遮断機の響き、妖しく楽しい夜の神社です。
●かまくら 長谷の灯かり
2016年8月22日(月)〜28日(日)
18:30〜20:30(最終入場20:00)
※22日は台風のため中止となりました。
鎌倉大仏殿高徳院、光則寺、極楽寺、収玄寺、長谷寺、甘縄神明宮、御霊神社、鎌倉文学館の8つの寺社・施設が夜間ライトアップされます。
※会場により拝観料、入場料がかかります。
「長谷の灯かり」のイベントエリアになっている商店の軒先には、ほんのりした色合いの提灯が下がっています。都心にくらべるとずーっと暗い、鎌倉の夜道もお楽しみのひとつ。
長谷の名所のほとんどがライトアップされるので、どこから見始めるか悩みます。ほぼ歩いて回る事になるので、8時半の終了時間までにすべてを回るのは、あきらめちゃったほうがいいかと思います。夜になってもムシムシ暑いので、のんびりたらたら歩いて、気に入った場所で休憩しながらお楽しみください。
長谷寺の展望台には、照明は消してあるけど飲み物の自販機があるし、ゆったり座れるベンチがあります。高台なので夜風が気持ちいいですよ。その他の神社やお寺の境内にも、たいてい座れる場所があります。暗がりで、おしゃべりに夢中になってる人もいて、それはそれで楽しそう。
そうそう! 社寺の境内は植物がいっぱいなので、虫が多いです。強烈なヤブ蚊もいます!
虫除けは必須!