8月31日午後5時、今年の鎌倉の海水浴場が終了しました。
日本中が大荒れの天候となった8月の終わり。この日の鎌倉もなんとなく雨っぽい、でも降っていない…肌寒いような湿ったお天気。波打ちぎわで遊ぶ子供たちも、もう水着姿の子はいませんでした。
海の家は、早々に店じまい。パラソルやビーチチェアも、積み重ねられて片付けられていると、すっかり秋の景色に見えます。イスやテーブルを片付けて、お店の中でスタッフの人たちが打ち上げしているところもありました。
午後5時に、浜辺に「海水浴場の営業を終了します〜、また来年会いましょう!」のアナウンスが流れると、ぼちぼちとワンコのお散歩やウォーキングの人が現れます。瞬く間に、材木座海岸が日常に戻っていきます。
ちょっと遊び足りない大人たちも、海に入るには寒いなって感じの子供たちも、夏休みの最後の日が名残惜しそう。雨雲が厚くて、夕焼けがなかったので静かに夕闇が訪れるばかり…。もう秋だなぁと、しみじみと思わせるような8月最後の日でした。
この秋の雨が去れば、きっと爽やかな空と海に会えるでしょう! 鎌倉の街中あちこちで、シュウメイギクやオミナエシなど秋の草花も咲き始めています。萩も良く茂って、花を待つばかり!
海水浴シーズンは終わったけれど、鎌倉を歩くのに気持ちのいい季節が始まります。
海水浴場がオープンしたら雨ばっかりの天気だったり、とてつもなく暑い日が続いたり、サメが現れたり……いろいろだったけど、8月が終わると必ず「もっと海で遊びたかったなー」って思います。
今年の鎌倉は、まだ台風の直撃を受けていません。なので、銀杏や楓など紅葉する木の葉っぱがきれいに育っています。かなり気が早いけど、紅葉が楽しみ! 昨年も台風の被害がほとんどなくて良い紅葉シーズンだったので、今年もこのままいけばもっとパワーアップした秋の景色が楽しめそう!
多分、これからまた残暑が戻ってくるだろうし、9月、10月でも晴天の日は陽射しガンガンなんだけれど、暦が変わってすっかり心は秋に向かっております。