Pompon cakesは、鎌倉駅周辺を中心に出没する、自転車でやってくるケーキ屋さん! 自転車の前についてる荷台の箱に、魔法みたいにケーキがつまっているんです!!
このお店のご主人は、とってもナイスなお兄さんで、この人が自分でケーキを焼いて、自分で運んで、自分で売っているんです。
ケーキを買う時にちょっと会話しただけで、このPompon兄さんが、ケーキを焼くことが大好きで、研究熱心で、真面目にケーキを作って売っていることがわかっちゃいます。Pomponのケーキは、しっかりしていて、どんな素材で作られてるのかちゃんと味わえるケーキです。
ショーウィンドウのようなものはないのですが、お客さん一人ひとりにちゃんとケースを並べて見せてくれて、どんなケーキなのか教えてくれます。
“無添加のアメリカンケーキ” です。
アメリカンケーキというと、でかくて甘いだけというイメージを持ってる人もいるかと思いますが…違いますっ!
確かに、でかくて甘いだけのアメリカンケーキもあるけれど、Pomponのケーキは、そうじゃない方のアメリカンケーキ。「NewYorkのダウンタウンにある、小さな個人経営のケーキ屋でこういうの食べた!」と、思いました。
派手さとか華麗さが自慢じゃなくて、「まぁ、食べてごらんよ!」って感じで出てくるケーキなんです。
『武家の古都』と銘打っている鎌倉ですが、こういった新しいスタイルのお店が出現するのも、鎌倉らしいところだと思います。
お天気のいい日の鎌倉の街角に、Pompon cakesはとっても似合ってる!
●Pompon cakes
出店場所、営業時間、メニューは、季節によって、日によって変わります。
売り切れになったら閉店。
開店する場所も時間も不定期なんですが、見かけると「おー!Pompon見つけた! 今日はLucky Dayだー!」と元気が出ちゃいます。お気に入りは「サヴァラン」と「キャロットケーキ」なんですが、旬のフルーツを使ったタルトが出てたりもして、ひとつ(や、ふたつ)ではおさまりません…。ぱくぱく、ぺろりと食べられる罪なケーキ。