※2016年3月11日、修復作業は終了しました。(2016年3月12日追記)
長谷の大仏さまは、1月13日から3月10日まで修理とクリーンナップの工事が行われます。
1959年に調査や免震構造を取り入れるなどした「昭和の大修理」が行われて以来、約半世紀ぶりの大がかりな工事です。大仏さまの詳しい健康診断をして、悪い影響のあるサビや汚れを落とします。汚れの除去は手作業で行われるそうですよ。
16日に行ってみたら、作業のための足場を組んでいるところでした。大仏さまの周りに、鉄骨の柱が建てられ、お顔の前をクレーンに吊られた大きな鉄骨が上がっていきます。
まわりで働くスタッフの方々のキビキビとした動きや、重機や工具の音に演出されて、大仏さまがSFヒーローみたいに見えてきちゃいました。
太い鉄骨が陽射しに輝いて、なんだかとってもかっこいい
作業用の足場が設置された後は、仮屋根が掛けられ全体が薄いシートで覆われるそうです。
お姿を直接見ることはできなくなりますが、1月24日〜2月29日は、シートの中の大仏さまと作業の様子をライブ映像で見ることができます!
大仏さまの後方の回廊にライブ映像のモニターが設置され、作業内容の解説パネルを展示します。
修理作業の期間(3月10日まで)は、拝観料が無料です。いつも通りの拝観はできませんが、いつもと違う……というより、いつもは見れない大仏さまを拝見できます。
3月に入ると屋根や足場の解体が始まり、徐々にに大仏像のお姿が現れます。
作業期間中に、何回か行ってみたくなりました!
※2016年3月11日、修復作業は終了しました。(2016年3月12日追記)
「大仏さまの修理工事が始まったら、長谷がちょっと寂しくなっちゃうのかな」と、思っていたらマチガイでした!!
大仏さまの修理工事は、半世紀に一度しか見られない貴重なイベントですよ! 実際、この日に訪れていた皆さんも、「巨大ロボのようだ!」「モビルスーツっぽい!」と、興奮ぎみ。周囲を歩き回って、いろんな角度からじーっと眺めている子供たちもいました。
周りがシートで覆われた後は、作業状況のライブ映像が見られるとのことなので、2月に入ったらまた行ってみたいです。3月になったら、クリーンナップされたお姿も拝見したいです